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脳梗塞のリハビリ 本人が不要だといっても必要性はあるの?

 

脳梗塞後遺症に悩まされるケースもあり、医療機関では日常生活動作の支援のためにリハビリを提案します。しかし、本人の意思により不要だと口にされることも少なからずあります。リハビリの必要性について、さまざまな側面から見ていきましょう。

 

脳梗塞のリハビリについて

発症後、早期から行うことを推進しています。脳梗塞による急性期病院への入院になりますが、早めにリハビリを始めた方が日常生活動作の回復が大きいです。また、病院で行うリハビリだけでなく、日常生活の中で歩く、座るといった動作もリハビリの一つで必要性があります。
 

脳梗塞のリハビリによるメリット

後遺症に悩まされる患者さんに対して、障害機能の回復に繋がったり、悪くならない維持に繋がります。後遺症を回復させる訓練は必要性ありで、生活の質を高められます。

 

これにより、日常生活の自立と社会復帰を目指すことも難しくはありません。

 

必要性について

拒否してしまう患者さんも少なからずいます。リハビリは意欲が低下した状態では積極的には行えません。それだけに効果もあまり表立って見えないこともあります。そうした意欲低下は、身体面と精神面、両方の側面をサポートできるか否かです。そのためにリハビリスタッフがサポート役となります。仮に、障害が残ったとしてもその程度を留められる可能性もあるので、必要性は十分ありです。

 

リハビリ期間について

脳梗塞の平均入院期間については一概にいえません。半身麻痺、高次脳機能障害の程度によるからです。しかし、やる気スイッチを入れるためにも目安にしたいリハビリ期間、軽い麻痺の場合には数週間程度で退院できるケースもあります。

 

通院の場合

リハビリはケガや入院によって低下した運動機能を回復させるために行うので、入通院と同等に扱われることになります。

 

脳梗塞でのリハビリのポイントは?

麻痺に対する訓練が心要だといわれていますが、そのためには残った能力を高めることも必要になります。焦らず、自分の持てるチカラでゆっくり確実に前進できるように訓練します。

 

おわりに

いかがだったでしょう。脳梗塞のリハビリについては、必要性があるなし、どちらになるのかは本人の意欲に委ねられることもあります。しかし、その意欲を高めるためにリハビリスタッフが脇を固めてサポートしてくれます。決して諦めない、そうしたサポートを受けてみることをおすすめします。

 

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